管理表にデータを入力してほしいのですが。

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とのご依頼でわりと頻繁に呼んでくださるお客様を訪問させていただきます。
入力の業務は多少肩が凝るものの、あまり深い思考を伴わない仕事なので、僕的にはリラックスモードで仕事をさせていただきます。
お伺いすると、お客様が何か小さな箱を3つ持って「園田さん、(監視)カメラをつけたことがありますか?
先にこれをやってください。」とのこと。
うわぁー来たー。全く予定外の展開。過去に一度カメラの設定(スマホで外からカメラの画像を見る)
はしたことはあるものの、なんとなくやってたら出来たみたいなことだったので、あまり自信が無い。
この仕事をして感じるのはお客様は僕がパソコン、スマホに精通していてどんなことでも知っていると
思っていること。でも実は僕たち業界人には得て不得手があって、特定の分野には強いが畑が変わるとまるっきり知識が無いという人が多いのです。

今回もカメラの画像をスマホで外出先から見たいとのご要望で、もう設定が終わってスマホを操作
する自分を思い浮かべていらっしゃるようで、お客様の瞳はキラキラと輝いていて、「できるかどうかわかりません」などとは到底言えず、「ちょっとやってみますね」と不安を悟られぬようすまし顔で箱を開け始め、僕の戦いが始まります。

箱を開けるとカメラ本体、壁かけ用の部品、電源コード、保証書と四つ折りくらいの説明書。その説明書には
「〇〇というアプリをダウンロードし、+のマークを押して進めてください。」としか書いてないがとりあえずアプリをダウンロードし+マークを押すも意味のわからない画面になり、わからないなりに触っていると「デバイス(この場合はカメラ)がありません。」という画面になり、それ以上進めません。
こうなるとなんとなく不安な気持ちはやや不安な気持ちへと変わっていきます。
インターネットで検索して調べてみるも、画面がなんとなく違う。後で気づいたのですが、アイフォンでの設定のしかたを一生けん命見ていてアンドロイドのお客様と画面が違うのは当たり前。しかし、頼みのアンドロイドの設定のしかたの画面がやはり違う。この段階でやや不安な気持ちは完全な不安に変わり、「できませんでした。」の僕の言葉に涙目になるお客様の顔が浮かんで来て、どっぷりと冷や汗をかいてネットの画面とスマホの画面をかわるがわる見つめる僕に「どうですかぁ?」とお客様の声が更にプレッシャーになり始めたその時、ふとスマホの画面に4つのメニューがあるのに気づき、ホーム画面(家のマーク)を押すとようやくネットと同じ画面に。後はカメラをネットにつなぎ、外へ出て
カメラの画像が見え、カメラの角度の調整ができることを確認して1台目の設置が完了。
こうなると2台目、3台目は今の繰り返し、お客様にはあたかも設定の方法を知っていたかのような顔で完了を告げます。
「さすが園田さん!ついでにインターホンもお願いします。」のお客様の声に、自分の職業はなんだった?と自分に問う僕。

帰りの道中、あら?そもそも管理表へのデータ入力はどうなった?と思いながらも、すっかり疲れて、まっいいかとすっかり暗くなった家路を急ぐ僕がいました。

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