午後9時過ぎの一本の電話。普通なら出ないのですがとても親しいお客様でしたので、電話に出ると、
「通販で返品したいけど、写真のアップのしかたがわからない」とのこと。
「そうですか。では明日お会いして中身を見てみましょう。」
話はこうだ。
有名なブランドに似た磁気ネックレスが安かった。
本物の値段の3分の1程度の値段だったので、3個(送料込みで計8000円程度)を買ったが、まず磁石が入ってない、つぎに留めの部分が弱くすぐに外れてしまいます。
というわけで、返品したいとのこと。
ここからが返品への道のり
送り状には住所がなく送り主の電話番号と返品用の電話番号にかけるも一つは常に話し中。もうひとつは「この電話番号は現在使われておりません」と。
ここで会社情報を見ると中国らしき住所で日本の対応窓口の情報がない。
メールのやりとりからようやくたどりついたのは返品専用のライン。
ここには①送り状の写真②商品すべての写真③パッケージの写真の計3点を、指定したURLのフォームから送るように指示される。写真をとり指定のURLを開きアップロードの準備は完了(ご依頼内容)。ところが返品フォームの中に返品理由を選択するところがあり、本来ならそこをクリックすると何個か理由が選択できるリストが出てくるはずが出ない。何度やってもここから先に進めない。ここまでで
「これは完全にやられましたねー、明日消費センターと警察署に相談に行きますか。」と話していたのですが、その晩「動いたー!」との連絡あり。なんとか返品の手続きまではたどりつきました。
が、翌日のラインに「大変ご迷惑をおかけしました。つきましては商品の返送は結構ですので、700円のお振込みでお許しいただけませんでしょうか?」と。「は?一桁間違ってない?7,000円の間違いじゃないの?そんなの飲めない」と返答したところ「では商品は送り返してください。それから返送先は海外で関税がいくらでほかの何何がいくらで4,000円しか返金できません」と、全く納得のいかない対応。返品先はどこですか?と聞くと配送会社が回収に行きます。とあくまで足取りを残さない方針。
もう疲れた。さんざん苦労し、不安や怒りをかかえながら必死で返品までたどりついた結果は単に4,000円損しただけだということになる。
基本的には通販サイトに販売業者の連絡先などが記載されていて、このサイトにも記載があるが中国だということ。最初にそれを確認しておくと連絡のやりとりや返品などが発生したときに多少面倒なことになるなという感覚が芽生えたはず。
通販サイトの場合は支払い方法、返品が発生した際の返品方法などをしっかり把握しておくことが大切です。
僕はめったに通販を利用しませんが、利用する時は必ず販売先のサイトのアドレス、入力情報などをスクリーンショット(パソコンなら画面コピー)に残します。
それと通販の場合は写真と実物の質感が違うということがよくありますので、最悪返品ができなくて損をするかもしれないという覚悟はしておいていいと思います。今回のようにどう考えても消費者に非がなくても損をする場合がありますから。
慎重に行動しましょうね。

